
カットされている状態で、指輪やネックスレスなどの台座が付いていない宝石だけの状態をルース(裸石)と言います。
ダイヤモンドグレーディングレポートとも呼び、ダイヤモンドの品質を記した書類の事を鑑定書と言います。
よく鑑定書と混同されますが、鑑定書はダイヤモンドにしか付かず、ダイヤモンド以外の場合には鑑別書が使われます。鑑別書とはその石が何であるかという事が記載された書類で石の品質を表すものではありません。
金、プラチナなどの金属を指します。
指輪やネックレスでは石以外の部分が地金になります。
ダイヤモンドのグレードを表す4つの項目の頭文字を取って4Cと言います。
Cut(カット)、Color(カラー)、Clarity(クラリティー)、Carat(カラット)
Gemological Institute of America(米国宝石学会)の略でカルフォルニア州のカールスバットに本校がある世界的な宝石学教育機関です。
社団法人日本ジュエリー協会の略称
昭和63年に当時の通産相(現経済産業省)の認可を受けて設立された公益法人で、ジュエリー産業に携わる企業などで組織される団体です。
ダイヤモンド以外の宝石を指す総称です。
1996年AGL(宝石鑑別団体協議会)にて、カット評価に次いでカラーグレードの評価基準統一がされました。
AGL所属鑑定機関内でのカラーグレーディングは同じ基準で行われるようになり、DからJまでのグレードはAGLの認定を受けたマスターストーンが使用されています。
※このカラー認定以降の鑑定書には「JJA/AGL認定マスターストーン セット・No000」という形で表記されています。
鉱物に入っている内包物を総称して、インクルージョンといいます。
インクル—ジョンには、液体や小さな結晶などがあり、宝石の鑑定(天然か合成か)を判別する際にひとつの目安となる場合があります。
また、インクルージョンの数や大きさは、ダイヤモンドのクラリティグレードを決定する時の判断基準のひとつとされています。
宝石の中には紫外線を当てると発光する性質を持つものがあり、この性質を蛍光性と呼びます。
ダイヤモンドの鑑定書(Diamond Grading Report)では、蛍光性の強さをFaint(フェイント)、medium(ミディアム)、Strong(ストロング)などの言葉で表記しています。
レーザードリルホールとは、ダイヤモンドにレーザーを照射し、内包物を目立たなくする処理の事をいいます。
この処理をする事で、実際のグレードより外観が良くなります。
しかし、ダイヤモンドのグレード評価が上がるわけではありませんので注意が必要です。
この処理は最近の鑑定書(Diamond Grading Report)には記載されていますが、古い鑑定書には記載されていない場合が有ります。
17世紀にヴェネチアで考案された、ダイヤモンドが最も美しく輝くカッティングスタイルがブリリアントカットです。
ダイヤモンドが最も美しく輝く理由として、上部から進入した光が内部で屈折し、すべて上部から放たれるように設計されているためとされています。
ブリリアントカットには、上から見た時の輪郭が丸いラウンドブリリアントカットの他いくつかの種類がありますが、すべて58面体(下面の面取りをしない場合は57面体)になっています。
ラウンドブリリアントカット以外のカット方法。
エメラルドカット、プリンセスカット、ハートシェイプ、ペアシェイプ、マーキーズなど様々なカットがあります。
ダイヤモンドは基本的には無色に近い程評価が高い傾向にありますが、稀に鮮やかな発色を示すダイヤモンドがあります。グリーンやブルー、ピンクなど様々なカラーがありますが、これを総称してファンシーカラーダイヤと呼びます。
色の改変を目的として、宝石に放射線処理等をする事を人為的照射と言います。
0.2ct以下の小さなダイヤモンドをメレダイヤと呼びます。
メレダイヤの主な用途としては、脇石に用いられる事があります。
地金の種類、品位、石のカラット数を表しています。
例 Pt900 0.5と刻印されている場合
Pt(プラチナ) 900(品位900) 0.5(0.5カラット)
という意味になります。
ジュエリーに使用される地金としては、プラチナの他、ゴールド、ホワイトゴールドなどがありますので地金の種類、品位、石のカラット数によって刻印の表記が変わります。
地金の種類、品位に付きましては「宝石買取比較」ページに詳しく掲載してありますので、そちらを参考にご覧下さい。