
一般に5大宝石と呼ばれるものをはじめとして、希少性や硬度を基準に分類された数種類を貴石と呼びます。
貴石とは宝飾業界内で使われている取引上の分類です。
ダイヤモンド/ルビー/サファイア/エメラルド/アレキサンドライト
上記で挙げた以外のものを半貴石と呼びます。
半貴石の代表的なものとしては、水晶、アメジストなどがあります。
ダイヤモンドならどれでも開きにくい訳ではありませんが、色石と比較した場合購入価格と差が開きにくい傾向にあります。
ダイヤモンドと比較した場合、ダイヤモンド以外の貴石や半貴石は、趣味性が強く現れるため、比較的低めの査定が付いてしまうケースが増えています。
主に南アフリカ、ロシアなどで産出される白金鉱石。
宝飾品の他、自動車の触媒など使われる事が多い鉱物です。
日本ではホワイトゴールドの事を白金と呼ぶため混同されやすいですが、ホワイトゴールドとプラチナは全く別のものでプラチナの方がホワイトゴールドと比べて高価とされています。非常に酸に強い性質を持ち、金と同じく王水以外には溶けない事が広く知られています。
純度によって、PT1000、PT950、PT900、PT850に分類され、数値が高い方が高値で取引されています。
主に、南アフリカ、オーストラリアで産出される単体金属。
宝飾品として利用された最古の金属で、宝飾品の他その優れた電気伝導の性質からエレクトロニクス等の分野でも広く使われています。
純度によって、24K、18K、14Kに分類され、数値が高い方が金の純度が高いため、高値で取引されています。
ちなみに日本では18KのKを金のKだと言われる場合がありますが、正しくはKはカラットの頭文字から取られています。
金とニッケル系(亜鉛など)やパラジウム系(銀など)を混ぜて作る合金の事をホワイトゴールドと呼びます。
日本ではホワイトゴールドの方が通常のゴールドよりも人気があるため、プラチナに次ぐシェアがあります。